
病院長 塚本 俊彦
矢板南病院は、「慢性期医療を担う医療療養型の病院として社会や地域医療に貢献すること」を基本方針として、内科全般、及び人工透析や人工呼吸器装着など非常に重症な方の受入を積極的に行っております。
透析部門では、別棟に人工透析センターを開設し外来患者向けの透析を行うとともに、入院透析患者の増に伴い2018年より病院3階に透析分室を新設・増設し、入院透析はすべて病棟内で行っております。
また、腹膜透析では在宅での治療が困難な方の受入を行うなど、血液透析以外の各種腎代替療法に対応しております。さらに、人工呼吸器装着状態の方の受入施設が少ない中で、2014年に関連設備を整備し患者の受入を開始し、現在では人工呼吸器下で透析が必要な方も受け入れております。
当院では、患者さんやご家族が安心して長期の療養が可能となるよう、院内環境の整備、医療安全の推進や医療満足度の向上などに取組んでおります。
慢性期の病院として引き続き充分な役割を果たせるよう、職員一丸となって尽力してまいりますので、今後とも皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。